特定技能ビザの審査期間はどれくらい?申請から許可までの目安を解説
特定技能外国人を受け入れたい場合、「申請してからどれくらいで許可が出るのか」「入社予定日に間に合うのか」「海外から呼び寄せる場合は何か月前から準備すべきか」と不安になることがあります。
また、技能実習から特定技能へ変更する場合、留学から特定技能へ変更する場合、他社から転職で受け入れる場合など、ケースによって準備期間や審査の進み方は変わります。
結論からいうと、特定技能ビザの審査期間は、申請の種類、分野、受入れ機関側の準備状況、支援計画、分野別書類、追加資料の有無によって変わります。
在留資格認定証明書交付申請は標準処理期間として1か月から3か月、在留資格変更許可申請は1か月から2か月と案内されていますが、これはあくまで目安です。
特定技能では、本人の試験合格だけでなく、受入れ機関の適正性、雇用契約、報酬、支援計画、登録支援機関、協議会、分野別書類などを確認する必要があります。
そのため、申請書を出してからの審査期間だけでなく、申請前の準備期間を含めてスケジュールを考えることが重要です。
この記事では、特定技能ビザの審査期間の目安、認定・変更・更新の違い、審査が長引く原因、入社予定日から逆算する方法、会社側が早めに準備すべきことを整理します。
この記事で分かること
- 特定技能ビザの審査期間の目安
- 認定申請・変更申請・更新申請で期間が変わる理由
- 海外から呼び寄せる場合に必要な全体期間
- 技能実習・留学・特定活動から変更する場合の注意点
- 特定技能の審査が長引く主な原因
- 追加資料を求められた場合の対応
- 入社予定日・在留期限から逆算する方法
注意:特定技能は、本人の試験合格だけで申請できるわけではありません。受入れ機関側の雇用契約、支援計画、登録支援機関、分野別書類、協議会、社会保険・税務関係資料などの準備に時間がかかることがあります。入社予定日がある場合は、審査期間だけでなく、申請前の準備期間も含めて逆算しましょう。
特定技能ビザの審査期間の目安
特定技能ビザの審査期間は、申請の種類によって目安が異なります。
主な申請は、次の3つです。
- 海外にいる外国人を呼び寄せる在留資格認定証明書交付申請
- 日本国内にいる外国人が特定技能へ変更する在留資格変更許可申請
- すでに特定技能で在留している外国人が期間を延長する在留期間更新許可申請
標準処理期間だけを見ると、認定申請は1か月から3か月、変更申請は1か月から2か月が一つの目安です。
ただし、特定技能では分野別書類や支援計画の確認があるため、実際には申請内容によって前後します。
特定技能の申請の流れについては、特定技能ビザ申請の流れで整理しています。
認定申請は1か月から3か月が目安
海外にいる外国人を特定技能で日本へ呼び寄せる場合は、一般的に在留資格認定証明書交付申請を行います。
標準処理期間としては、1か月から3か月が目安です。
ただし、認定証明書が交付された後も、海外の日本大使館・領事館等での査証申請、日本への渡航準備、住居の準備、入社前ガイダンスなどが必要です。
そのため、海外から呼び寄せる場合は、入管の審査期間だけでなく、認定証明書交付後の手続きも含めてスケジュールを組む必要があります。
変更申請は1か月から2か月が目安
日本国内にいる外国人が、技能実習、留学、特定活動などから特定技能へ変更する場合は、在留資格変更許可申請を行います。
標準処理期間としては、1か月から2か月が目安です。
ただし、現在の在留資格、在留期限、技能実習の良好修了、試験合格、受入れ機関側資料、支援計画、分野別書類の準備状況によって、審査が長引くことがあります。
変更許可が出る前に、特定技能としての就労を開始することは避ける必要があります。
更新申請も早めの準備が必要
すでに特定技能で在留している外国人が、引き続き同じ受入れ機関で働く場合は、在留期間更新許可申請を行います。
更新申請では、前回許可以降の勤務状況、給与支払い、支援実施状況、届出状況、在留状況、特定技能1号の通算在留期間などが確認されることがあります。
在留期限直前に準備を始めると、給与明細、賃金台帳、支援記録、届出状況、分野別書類の確認が間に合わないことがあります。
更新では、審査期間だけでなく、前回許可以降の管理状況を整理する時間も必要です。
海外から特定技能外国人を呼び寄せる場合の期間
海外から特定技能外国人を呼び寄せる場合は、入管での審査期間だけを見てはいけません。
採用候補者の試験確認、雇用契約、支援計画、分野別書類、在留資格認定証明書交付申請、査証申請、渡航、入社準備まで含める必要があります。
全体では数か月単位で見ておく
海外から呼び寄せる場合、全体では数か月単位でスケジュールを見ておく方が安全です。
特に、まだ技能試験や日本語試験に合格していない場合は、試験日程、結果発表、合格証明の取得から逆算する必要があります。
本人がすでに試験に合格している場合でも、受入れ機関側の書類、支援計画、登録支援機関との契約、分野別書類の準備に時間がかかることがあります。
試験要件については、特定技能の日本語試験・技能試験で整理しています。
認定証明書交付後も手続きがある
在留資格認定証明書が交付された後、外国人本人は海外の日本大使館・領事館等で査証申請を行います。
認定証明書が出た時点で、すぐに日本で働けるわけではありません。
査証申請、航空券手配、住居準備、入国時の送迎、生活オリエンテーション、住民登録など、入国前後の手続きも必要です。
特定技能1号では、支援計画に基づく支援も始まるため、受入れ機関と登録支援機関の連携も早めに整えておきましょう。
国ごとの手続きで時間がかかることがある
特定技能では、外国人の国籍によって、本国側の手続きが関係することがあります。
送出機関、推薦者表、事前登録、海外労働許可など、国ごとの取扱いにより、入国までの期間が変わることがあります。
海外から採用する場合は、日本側の入管審査だけでなく、本国側の手続きも含めて確認する必要があります。
日本国内で特定技能へ変更する場合の期間
日本国内にいる外国人が特定技能へ変更する場合は、在留資格変更許可申請を行います。
技能実習から特定技能へ移行する場合、留学から特定技能へ変更する場合、特定活動から特定技能へ変更する場合などがあります。
技能実習から特定技能へ変更する場合
技能実習から特定技能へ変更する場合は、技能実習2号を良好に修了しているか、技能実習の職種・作業と特定技能分野が対応しているかを確認します。
対応関係が整理できていれば試験免除を検討できる場合がありますが、資料が不足していると審査が長引くことがあります。
技能実習の修了証明、評価試験結果、監理団体・実習実施者の資料、在留カード、パスポート、雇用契約書などを早めに確認しましょう。
在留期限が近い技能実習生を特定技能へ変更する場合は、特にスケジュール管理が重要です。
留学から特定技能へ変更する場合
留学生が特定技能へ変更する場合は、技能試験・日本語試験の合格状況に加えて、留学中の在留状況も確認されることがあります。
資格外活動許可の範囲を超えるアルバイト、出席率不良、在留期限管理の不備などがある場合は、追加資料や審査長期化につながる可能性があります。
卒業後すぐに入社したい場合は、試験結果、内定日、在留期限、申請準備期間を早めに整理しましょう。
転職で特定技能の勤務先を変える場合
特定技能外国人が勤務先を変更する場合は、在留資格変更許可申請が必要です。
同じ特定技能の分野であっても、転職先を前提に、雇用契約、支援計画、登録支援機関、分野別書類、協議会、受入れ機関側の適正性を確認します。
届出だけで新しい会社に移れるわけではありません。
転職の場合は、本人の退職日、新しい会社の入社予定日、在留期限、申請準備期間を分けて管理する必要があります。
特定技能の転職については、特定技能で転職する場合の注意点で整理しています。
特定技能の審査が長引く主な原因
特定技能の審査が長引く原因は、入管側の混雑だけではありません。
申請内容に確認事項がある場合や、会社側資料・分野別書類・支援体制に不明点がある場合は、追加資料を求められたり、審査が長期化したりすることがあります。
本人の技能・日本語要件が分かりにくい
本人の技能試験や日本語試験の合格証明が不足している場合、審査が長引くことがあります。
技能実習2号良好修了による試験免除を使う場合も、技能実習の職種・作業と特定技能分野の対応関係が不明確だと確認が必要になります。
申請前に、合格証明書、技能実習関係資料、本人情報、分野の対応関係を整理しましょう。
受入れ機関側の資料が不足している
特定技能では、受入れ機関側の適正性が重要です。
会社側の資料が不足している、社会保険・税務関係の資料が不十分、雇用契約の内容が不明確、報酬額の説明が弱い場合は、追加資料につながることがあります。
特定技能外国人の給与・報酬については、特定技能の給与・報酬額の注意点で整理しています。
支援計画・登録支援機関の準備が不十分
特定技能1号では、1号特定技能外国人支援計画が重要です。
自社支援を行う場合は、支援責任者、支援担当者、相談体制、対応言語、支援記録の管理体制などを説明できる必要があります。
登録支援機関に委託する場合は、委託契約、支援内容、対応言語、委託範囲を整理します。
支援計画や登録支援機関との契約が申請直前まで決まっていないと、申請準備が遅れやすくなります。
分野別書類・協議会対応ができていない
特定技能では、共通書類だけでなく、分野別書類が必要になることがあります。
外食業、飲食料品製造業、建設、介護、宿泊、農業、自動車運送業など、分野ごとに確認事項や提出書類が異なります。
協議会加入や分野別の誓約書、上乗せ基準への対応が必要な場合もあります。
分野別書類が不足していると、申請後に追加資料を求められ、結果として審査期間が長引きます。
対象分野については、特定技能の対象分野で整理しています。
過去の届出・受入れ状況に問題がある
すでに特定技能外国人を受け入れている会社では、過去の定期届出・随時届出、支援実施状況、雇用契約の履行状況も重要です。
届出漏れ、支援不履行、雇用条件の不一致、給与支払いの問題がある場合、更新や追加受入れ時に確認されることがあります。
特定技能は、許可後の管理状況も次の申請に影響します。
追加資料を求められた場合の期間への影響
特定技能の申請では、申請後に追加資料を求められることがあります。
追加資料が来た場合、審査が止まるような形になり、提出までの期間や再確認の期間によって、結果が出るまでの時間が延びることがあります。
追加資料が来たら早めに趣旨を確認する
追加資料が求められた場合は、単に資料を集めるだけでなく、入管が何を確認したいのかを読み取ることが重要です。
たとえば、報酬額の説明を求められているのか、支援体制に疑問があるのか、分野別書類が不足しているのか、本人の試験要件に確認があるのかによって、対応方法が変わります。
求められている資料だけを形式的に出しても、疑問点が解消されなければ、さらに審査が長引くことがあります。
追加資料への対応については、ビザ申請で追加資料を求められた場合の対応も確認しておきましょう。
会社側資料の収集に時間がかかることがある
追加資料では、会社側の書類を求められることがあります。
たとえば、社会保険関係資料、税務資料、賃金台帳、出勤簿、支援記録、登録支援機関との契約書、協議会関係資料などです。
これらは、担当部署、税理士、社労士、登録支援機関、現場担当者など複数の関係者から集める必要がある場合があります。
追加資料が来てから慌てないよう、申請前に弱い点を確認しておくことが重要です。
提出期限を過ぎないようにする
追加資料には提出期限が指定されることがあります。
期限内に対応できない場合、審査に悪影響が出る可能性があります。
どうしても資料の取得に時間がかかる場合は、早めに対応方針を考える必要があります。
特定技能では関係者が多いため、追加資料対応の連絡体制も事前に整えておきましょう。
入社予定日から逆算する考え方
特定技能外国人を採用する場合、入社予定日を先に決めてから申請準備を始めると、間に合わないことがあります。
特定技能では、申請前の準備、入管審査、追加資料対応、許可後の手続きまで含めて逆算する必要があります。
海外から呼び寄せる場合の逆算
海外から呼び寄せる場合は、次の流れを考慮します。
- 本人の技能試験・日本語試験の確認
- 雇用契約・雇用条件書の作成
- 支援計画の作成
- 登録支援機関との委託契約
- 分野別書類・協議会対応
- 在留資格認定証明書交付申請
- 追加資料対応
- 認定証明書の交付
- 海外での査証申請
- 渡航・入国
- 住居地届出・生活支援
- 就労開始
このように、海外から呼び寄せる場合は、審査期間だけではなく、査証申請や渡航準備も含めて考える必要があります。
日本国内で変更する場合の逆算
日本国内で特定技能へ変更する場合は、現在の在留期限から逆算します。
技能実習、留学、特定活動など、現在の在留資格によって注意点が変わります。
変更許可が出る前に特定技能として働き始めることは避ける必要があるため、入社予定日には余裕を持たせましょう。
在留期限が近い場合は、本人の書類、会社側書類、支援計画、分野別書類を早急に確認する必要があります。
転職で採用する場合の逆算
他社で特定技能として働いている外国人を採用する場合も、すぐに入社できるわけではありません。
転職先を前提とした在留資格変更許可申請が必要です。
内定日、前職の退職日、変更申請日、許可予定時期、入社日を分けて管理しましょう。
許可前に働かせることは避ける必要があります。
審査を長引かせないために会社側ができること
特定技能の審査期間は完全にコントロールできるものではありません。
しかし、申請前の準備を整えることで、書類不備や追加資料による長期化を減らすことはできます。
対象分野・業務内容を先に確定する
まず、自社がどの特定技能分野で受け入れるのかを確認します。
会社の業種名だけではなく、外国人に実際に担当させる業務内容が分野別の対象業務に合っているかが重要です。
外食業、飲食料品製造業、建設、介護、宿泊、農業など、分野ごとの運用を確認したうえで書類を準備しましょう。
本人の試験・在留状況を早めに確認する
本人が技能試験・日本語試験に合格しているか、技能実習2号良好修了による免除が使えるかを確認します。
日本国内にいる外国人の場合は、現在の在留資格、在留期限、過去の在留状況、納税・社会保険、退職・転職の状況も整理します。
本人側の要件が曖昧なまま会社側書類を準備しても、申請段階で止まってしまうことがあります。
支援計画と登録支援機関を早めに決める
特定技能1号では、支援計画を作成し、実施する必要があります。
自社で支援するのか、登録支援機関に委託するのかを早めに決めましょう。
登録支援機関に委託する場合は、対応言語、費用、支援範囲、契約締結時期を確認します。
支援計画が決まらないと、申請書類全体の準備が進みにくくなります。
給与・雇用条件を明確にする
特定技能では、報酬が日本人と同等以上であることが重要です。
雇用契約書、雇用条件書、報酬に関する説明書、賃金規程、比較対象となる日本人従業員の情報などを整理します。
控除、住居費、手当、賞与、残業代も含めて、本人に説明できる形にしておきましょう。
最新様式・分野別書類を確認する
特定技能では、申請様式や提出書類一覧表、分野別資料が更新されることがあります。
古い様式や過去のチェックリストを使うと、書類不備になる可能性があります。
申請直前に、最新の申請様式、参考様式、分野別提出書類、協議会関係資料を確認しましょう。
結果が遅いときに確認すべきこと
特定技能の申請後、なかなか結果が出ない場合でも、すぐに不許可と決まったわけではありません。
ただし、追加資料の有無、連絡先、在留期限、入社予定日への影響を確認する必要があります。
追加資料通知が来ていないか確認する
まず、追加資料通知や入管からの連絡が来ていないか確認します。
郵送先、電話番号、メール、オンライン申請の場合の通知状況などを確認しましょう。
追加資料通知を見落としていると、期限内に対応できず、審査に悪影響が出る可能性があります。
在留期限と就労開始日を再確認する
日本国内で変更・更新申請をしている場合は、本人の在留期限を再確認します。
審査中に在留期限が近づく場合、現在の在留資格での活動範囲や、特定技能として働き始められる時期に注意が必要です。
変更許可が出る前に特定技能として就労を開始することは避けましょう。
入社予定日を無理に固定しない
特定技能の許可が出る前に入社日を確定しすぎると、審査が長引いた場合にトラブルになります。
雇用契約書や雇用条件書では、許可後の就労開始を前提にするなど、実際の在留手続きと矛盾しないようにする必要があります。
会社側では、現場の人員計画と在留手続きのスケジュールを分けて管理しましょう。
行政書士に相談したほうがよいケース
特定技能の審査期間は、本人の状況、受入れ機関側の準備、分野別書類、支援計画によって変わります。
特に、入社予定日や在留期限が迫っている場合は、申請前に全体のスケジュールを整理しておくことが重要です。
次のようなケースでは、行政書士に相談したほうが安全です。
- 特定技能ビザの審査期間がどれくらいか知りたい
- 海外から特定技能外国人を呼び寄せたい
- 技能実習から特定技能へ変更したい
- 留学生を特定技能で採用したい
- 他社で特定技能として働いている外国人を転職で採用したい
- 入社予定日までに許可が間に合うか不安
- 在留期限が近い状態で申請したい
- 支援計画や登録支援機関がまだ決まっていない
- 協議会・分野別書類の確認に時間がかかっている
- 追加資料を求められた場合に対応できるか不安
- 申請後、結果がなかなか出ない
- 複数名を同時に申請したい
特定技能は、申請書を提出してからの期間だけでなく、申請前の準備期間が長くなりやすい在留資格です。
採用を決める前に、対象分野、本人要件、会社側書類、支援計画、入社予定日を整理しておきましょう。
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行政書士だいとう事務所では、特定技能ビザの申請スケジュール、必要書類、支援計画、登録支援機関、分野別書類、追加資料対応まで整理します。
奈良県を中心に、大阪・京都・兵庫など関西圏の企業様のほか、全国からのご相談にも対応しています。
特定技能ビザの審査期間に関するよくある質問
特定技能ビザの審査期間はどれくらいですか?
在留資格認定証明書交付申請は1か月から3か月、在留資格変更許可申請は1か月から2か月が目安です。ただし、特定技能では、支援計画、登録支援機関、分野別書類、追加資料の有無によって前後します。
海外から呼び寄せる場合、何か月前から準備すべきですか?
入管審査だけでなく、試験確認、雇用契約、支援計画、分野別書類、認定証明書交付後の査証申請、渡航準備が必要です。入社予定日がある場合は、数か月単位で余裕を持って準備する方が安全です。
技能実習から特定技能への変更は早く許可されますか?
技能実習2号を良好に修了し、分野の対応関係が明確で、会社側書類も整っていれば進めやすい場合があります。ただし、資料不足、在留期限、支援計画、分野別書類に不備があると長引くことがあります。
特定技能の変更申請中に働けますか?
変更許可が出る前に、特定技能としての新しい就労を始めることは避ける必要があります。現在の在留資格で認められる活動範囲と、変更後の活動は分けて考える必要があります。
特定技能の審査が遅くなる原因は何ですか?
本人の試験・技能実習関係資料が不足している、受入れ機関側の資料が弱い、支援計画が不十分、登録支援機関との契約が未整備、分野別書類や協議会対応が不足している、追加資料対応に時間がかかるなどの原因があります。
追加資料を求められると審査期間は延びますか?
延びる可能性があります。追加資料の提出までに時間がかかる場合や、提出後も確認が必要な場合は、結果が出るまでの期間が長くなります。求められた内容の趣旨を理解して、期限内に正確に対応することが重要です。
特定技能の更新申請はいつから準備すべきですか?
在留期限直前ではなく、早めに準備すべきです。更新では、給与支払い、支援実施状況、届出状況、在留状況、特定技能1号の通算在留期間などを確認する必要があります。
転職で特定技能外国人を採用する場合、どれくらいかかりますか?
転職先を前提とした在留資格変更許可申請が必要です。本人の分野・試験要件、転職先の受入れ要件、支援計画、登録支援機関、分野別書類の準備状況によって期間は変わります。届出だけで新しい会社に移れるわけではありません。
まとめ:特定技能の審査期間は、申請前の準備で大きく変わる
特定技能ビザの審査期間は、申請の種類や内容によって変わります。
在留資格認定証明書交付申請は1か月から3か月、在留資格変更許可申請は1か月から2か月が目安ですが、特定技能では申請前の準備が特に重要です。
確認すべきポイントは、次のとおりです。
- 海外から呼び寄せる場合は、認定申請後の査証申請・渡航準備も考える
- 日本国内で変更する場合は、在留期限と就労開始時期を確認する
- 技能実習から変更する場合は、良好修了と分野対応を整理する
- 転職で受け入れる場合は、届出だけでなく変更申請が必要になる
- 本人の技能試験・日本語試験・在留状況を確認する
- 受入れ機関側の雇用契約・報酬・社会保険・税務資料を整える
- 支援計画・登録支援機関を早めに決める
- 分野別書類・協議会・上乗せ基準を確認する
- 追加資料を求められた場合は期限内に正確に対応する
- 入社予定日から逆算して余裕を持って準備する
特定技能は、許可が出るまでの期間だけでなく、許可後の支援・届出・雇用管理まで続く制度です。
採用を進める前に、審査期間、準備期間、入社予定日、在留期限を整理しておきましょう。
特定技能ビザの審査期間・申請スケジュールで不安がある方へ
入社予定日に間に合うか、在留期限までに変更できるか、海外からの呼び寄せにどれくらいかかるか不安な場合は、早めにご相談ください。
行政書士だいとう事務所では、特定技能ビザの申請スケジュール、必要書類、支援計画、登録支援機関、分野別書類、追加資料対応まで整理します。
次に確認したいページ
特定技能の審査期間について、申請の相談、申請の流れ、転職時の注意点に分けて確認できます。
