前回のビザ申請に誤記・間違いがあった場合|再申請での訂正と説明

この記事の要点

再申請で前回の誤りを直すこと自体は必要ですが、何の説明もなく記載を変えると、どちらが正しいか、意図的な虚偽ではないかという新たな疑問を生じます。

誤記、認識違い、翻訳ミス、事情変更を区別し、正しい事実・誤りの原因・裏付け資料を明確にします。

CLASSIFY誤記と事情変更を区別

前回時点で誤りだったのか、その後事実が変わったのかを分けます。

EXPLAIN訂正経緯を具体化

誰が、なぜ、どの資料を基に誤ったかを整理します。

PROVE正しい事実を裏付ける

公的証明、契約、記録、関係者資料等を付けます。

前回と今回が違う主な理由

単純誤記数字、日付、住所、氏名等の入力・転記ミス。
翻訳・理解の誤り外国語資料や質問の意味を誤って理解した。
代理作成時の確認不足作成者へ正しい事実を伝えず、本人も最終確認しなかった。
事情変更申請後に転職、別居、収入・事業等が実際に変わった。
意図的な虚偽の疑い有利に見せるため事実と異なる説明・資料を提出した可能性。

訂正内容を整理する手順

01

前回記載を特定

申請書のページ・項目・添付資料を特定します。

02

正しい事実を確定

公的証明・契約・記録等で確認します。

03

原因を説明

誤りが生じた経緯と発見時期を整理します。

04

影響範囲を確認

理由書、質問書、他の申請・届出にも同じ誤りがないか確認します。

05

再申請へ反映

訂正一覧と資料を付け、申請全体を整合させます。

不許可理由・期限・前回資料を整理したい方へ

不許可通知、現在の在留期限、前回の申請書類を確認し、再申請できる状態か、改善・出国等が必要かを整理します。

訂正説明書に記載する事項

訂正の基本項目
  • 前回の記載内容
  • 正しい記載内容
  • 誤りか事情変更か
  • 誤り・変更が生じた時期と理由
  • 正しい内容を示す資料
  • ほかの申請項目への影響
  • 再発防止として確認した範囲

重大な虚偽・偽造が疑われる場合

事実を隠す、架空の契約・職歴・婚姻資料等を提出する行為は、単純な誤記とは異なり、在留審査・在留資格取消し・刑事上の問題等につながる可能性があります。

新たな虚偽で前回の虚偽を隠さない

正確な事実を確認し、対応可能性を専門家と慎重に検討します。

再発を防ぐ確認方法

本人が最終確認

翻訳・代理作成でも、本人が全ページを確認。

資料から転記

記憶だけで日付・金額・経歴を書かない。

変更履歴を保存

転職、住所、婚姻、事業等を時系列管理。

提出版を保存

署名前・提出前の最終PDFを保管。

申請前に確認したいこと

初めて不許可後の対応を調べる段階で、判断に必要となる事項を整理します。

誤字を直すだけでも説明が必要ですか?

審査に影響しない明白な軽微誤記か、重要事実の変更かで対応が異なります。

前の行政書士が間違えたと書けばよいですか?

本人の確認状況を含め、責任転嫁だけでなく正しい事実と経緯を客観的に説明します。

前回の職歴を削除できますか?

実際の職歴を都合よく削除してはいけません。誤りなら訂正理由と証拠を示します。

虚偽の資料を提出していた場合も再申請できますか?

重大な法的影響があり得るため、新たな申請前に事実関係と対応可能性を専門家へ相談してください。

不許可後の再申請・期限対応を個別に確認したい方へ

不許可通知、前回申請一式、現在の在留カード・期限、入管で確認した内容を分かる範囲でお知らせください。再申請を前提とせず、改善可能性と時期を確認します。

※不許可理由、在留期限、再申請の可否は個別の処分・在留状況により異なります。本人の通知書・在留カードと、申請時点の出入国在留管理庁の最新案内をご確認ください。