ビザ再申請理由書の書き方|不許可理由・訂正・改善点のまとめ方
再申請理由書は、前回の不許可に反論する感想文ではなく、不許可理由に対して、正しい事実・改善内容・証拠を対応付ける説明書です。
理由書だけで不足要件や実態を補うことはできないため、客観資料と一体で作成します。
不許可理由ごとに改善・証拠を整理します。
前回と違う記載は、変更・誤りの経緯を明らかにします。
契約、証明、記録、写真等と本文を対応させます。
再申請理由書の役割
法令上すべての再申請に同じ形式の理由書が必須という意味ではありませんが、前回不許可との関係を説明する必要がある案件では、問題点と改善を整理する資料として有効です。
理由書の基本構成
| 1.申請の概要 | 申請人、希望資格、日本での活動、前回申請日・結果。 |
|---|---|
| 2.前回の不許可理由 | 入管説明と前回資料から把握した問題点。推測は推測と明示。 |
| 3.訂正事項 | 前回の誤記・説明不足と、正しい事実・訂正理由。 |
| 4.改善事項 | 雇用、収入、事業、婚姻、納付、活動実績等の変化。 |
| 5.証拠資料 | 各説明を裏付ける添付資料番号。 |
| 6.今後の活動 | 許可後に行う具体的な就労・生活・事業等。 |
不許可通知、現在の在留期限、前回の申請書類を確認し、再申請できる状態か、改善・出国等が必要かを整理します。
伝わる書き方
- 結論と事実を先に書く
- 日付・金額・職務・関係者を具体化
- 不許可理由ごとに見出しを分ける
- 前回資料の該当箇所を示す
- 添付資料番号を本文に記載
- 不利な事情も隠さず対応を書く
避けるべき理由書
感情だけの訴え
日本にいたい、会社が困るという事情だけで要件の説明になっていない。
入管批判だけ
判断への不満だけで、問題点の改善・証拠がない。
抽象的な改善
「今後注意します」だけで、何が変わったか分からない。
事実と異なる説明
許可を得るための虚偽、後付け契約、作られた写真・記録等。
理由書を作る順序
前回資料を読む
申請時の説明を確定します。
不許可理由を整理
要件・資料・信用性・在留状況に分類します。
現在の事実を確認
前回から変わった内容と変わらない内容を分けます。
証拠を先に集める
説明に対応する客観資料を用意します。
本文を作成・照合
申請書・添付資料と最終確認します。
申請前に確認したいこと
初めて不許可後の対応を調べる段階で、判断に必要となる事項を整理します。
理由書を書けば許可されますか?
理由書は説明資料の一つであり、在留資格の要件と客観的な事実・資料を満たす必要があります。
長い理由書ほどよいですか?
長さより、不許可理由への回答が具体的で資料と対応していることが重要です。
前回と違う説明を書いてよいですか?
正しい事実へ訂正できますが、なぜ違うのか、誤り・変更の経緯を説明します。
行政書士に理由書だけ依頼できますか?
前回資料と事実確認なしに文章だけ作ることは適切でないため、対応範囲を事前に確認します。
不許可後の再申請・期限対応を個別に確認したい方へ
不許可通知、前回申請一式、現在の在留カード・期限、入管で確認した内容を分かる範囲でお知らせください。再申請を前提とせず、改善可能性と時期を確認します。
関連する不許可・再申請の記事
※不許可理由、在留期限、再申請の可否は個別の処分・在留状況により異なります。本人の通知書・在留カードと、申請時点の出入国在留管理庁の最新案内をご確認ください。
