特定技能ビザの在留期間とは?1号と2号の違いや延長方法を解説
特定技能ビザで日本で働く場合、在留期間のルールを理解しておくことが重要です。在留期間によって働ける期間や更新の方法が変わるため、事前に把握しておくことでスムーズに働き続けることができます。
ここでは、特定技能ビザの在留期間や更新方法、1号と2号の違いについて解説します。
特定技能ビザには1号と2号がある
特定技能ビザには「特定技能1号」と「特定技能2号」の2種類があります。それぞれ在留期間や延長の条件が異なります。
- 特定技能1号
- 在留期間は最長5年
- 家族帯同は原則不可
- 主に人手不足の分野で就労する外国人が対象
- 特定技能2号
- 在留期間は上限なし(長期就労可能)
- 家族帯同が可能
- 熟練技能者向けの分野で認められる
特定技能1号の在留期間
特定技能1号の在留期間は、原則として 1年、6か月、4か月のいずれか で設定されます。
更新手続きを行うことで、通算で 最長5年 まで日本で働くことができます。
例えば、外食業や介護などの分野では、1号ビザとして最大5年間の在留が認められます。
特定技能2号の在留期間
特定技能2号では、在留期間の制限がありません。
更新手続きを続けることで、長期的に日本で働くことが可能です。
特に建設業や造船業など、一部の分野では2号への移行が認められており、熟練技能者は家族帯同も可能になります。
在留期間の更新手続き
在留期間を延長する場合には、期限が切れる前に入管で更新手続きを行う必要があります。
更新手続きでは、次の書類を提出します。
- 在留資格変更・更新申請書
- 雇用契約書
- 会社の状況を示す資料(決算書など)
- 技能や日本語能力を示す資料(必要な場合)
更新が認められれば、指定された期間だけ在留を延長できます。
在留期間の確認と注意点
在留期間は、パスポートや在留カードで確認できます。
- 在留期間が切れる前に更新手続きを行う
- 更新手続きを怠ると不法在留になる可能性がある
- 就労可能期間も在留期間と一致しているか確認する
期限を過ぎると在留資格が失効するため、十分注意する必要があります。
特定技能1号から2号への移行
特定技能1号で働く外国人が、2号の対象分野で条件を満たせば、2号に移行することが可能です。
移行できると次のメリットがあります。
- 在留期間に上限がなくなる
- 家族帯同が可能になる
- 長期的なキャリア形成が可能
2号への移行には、分野ごとの技能試験や経験年数などの条件があるため、事前に確認しておくことが重要です。
更新に関するよくある質問
Q1: 在留期間が短く設定される理由は?
A: 初回申請では、1年または6か月など短期間で許可され、就労状況や支援体制を確認したうえで延長されるためです。
Q2: 更新申請はいつ行うべき?
A: 在留期限の 1〜2か月前 に行うのが一般的です。
Q3: 家族帯同は可能?
A: 1号では原則不可、2号でのみ可能です。
まとめ
特定技能ビザの在留期間は、1号と2号で大きく異なります。
- 1号:最大5年、家族帯同不可
- 2号:上限なし、家族帯同可能
在留期間を延長する場合は、期限前に更新手続きを行うことが重要です。また、1号から2号に移行できる場合は、長期的な就労や家族帯同が可能になるため、将来的なキャリア設計にも影響します。
特定技能ビザで日本で働く場合は、自分の在留期間や更新手続きのルールをしっかり把握しておくことが大切です。
ビザについてさらに知りたい方へ
在留資格(ビザ)の種類や申請の流れ、注意点などについて全体を知りたい方は、「ビザの記事まとめ」もご覧ください。
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