技能ビザ(調理師・工芸職人)取得ガイド|奈良市・生駒市の行政書士が解説
はじめに
日本の伝統文化や和食は世界的に注目されており、奈良市・生駒市でも外国人が日本で技能を活かして働くケースが増えています。
その際に必要となるのが技能ビザ(在留資格:技能)です。
対象となる職種は、調理師や工芸職人、宝石加工、ソムリエなど、専門職に従事する方です。
この記事では、技能ビザの取得条件、申請手続き、奈良出張所での対応、そして行政書士に依頼するメリットを詳しく解説します。
技能ビザとは
技能ビザは、熟練した技能をもって特定の職業に従事する外国人に与えられる在留資格です。
対象となる職種の例:
- 日本料理・中華料理などの外国料理の調理師
- 宝石・金属加工職人
- 家具製造・工芸技術職人
- パイロット・スポーツ指導者
特に外国料理の調理師は申請数が多く、奈良・生駒でも飲食店からの相談が増えています。
技能ビザ取得の条件
技能ビザを取得するには、以下の条件を満たす必要があります。
- 当該分野で 10年以上の実務経験(外国料理の調理師は5年以上でも可)
- 雇用先が適正な事業を行っていること
- 給与・待遇が日本人と同等であること
例:インド料理店で働くシェフの場合
「5年以上のインド料理調理経験」+「日本での就労契約書」が必要です。
奈良市・生駒市での申請手続き
技能ビザの申請は、大阪出入国在留管理局 奈良出張所で行えます。
- 所在地:奈良市東紀寺町3丁目4-1 奈良第二法務総合庁舎内
主な提出書類
- 在留資格認定証明書交付申請書
- 雇用契約書または採用通知書
- 経験証明書(現地雇用主の証明)
- 学歴証明書・履歴書
- 会社概要書・決算書の写し
書類一つでも不備があると不許可の原因となるため、正確な準備が必要です。
不許可となる主なケース
- 経験年数の証明が不十分(証明書の翻訳が不備など)
- 会社の実態や財務状況が不明確
- 職種が技能ビザの範囲外
特に経験証明書は信頼性が重要です。現地雇用主からの発行文書を正確に日本語翻訳することが必須です。
行政書士のサポート内容
行政書士に依頼すると、次のような安心があります。
- 書類作成・翻訳チェック
- 雇用先への説明・入管対応
- 不許可リスクの事前確認
- 理由書の作成と添付
専門家のサポートで、書類不備や審査上の問題を事前に回避できます。
まとめ
技能ビザは専門性が高く、書類の正確性が問われる申請です。
奈良市・生駒市で技能ビザ申請を検討している方は、経験豊富な行政書士だいとう事務所にご相談ください。
- 書類不備の防止
- 不許可リスクの回避
- 初めてでも安心の申請サポート
